みずこし動物病院

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2009年08月21日(金)

キャンプ [院長日記]

画像(180x135)・拡大画像(640x480)

今年は病院のお盆休みに家族5人で中津川市の付知峡のキャンプ場へ行ってきました。
 
 尾張旭市在住の方なら付知をよくご存じのことと思います。市内の小学5年生のキャンプは去年まで付知峡でしたよね。

 今回は1日目は何とか晴れてくれました。しかしずっと悪天候だったためすごく川の水は冷たかったです。しかし、箱メガネで川の中をのぞくとアジメドジョウがたくさん泳いでいました。アユらしき姿も見えました。川の冷たさも忘れて漁師モードのスイッチが入りました。足でドジョウを網のほうへ追い込みながら、ドジョウが網に入った瞬間すかさず網を上げます。
 
 1枚目の写真は「とったどー!!」の瞬間です。
 

2枚目の写真は獲れた獲物の一部です。アジメドジョウとおそらくカジカと思われます。あまりにも川の水温が低すぎて水槽の外側が曇ってしまいました。

 アジメドジョウは美味しいらしいので、どじょう汁にして夕飯の一品に加える提案をしたのですが、即却下されましたので、そのまま川へお帰りいただきました。

画像(180x135)・拡大画像(640x480)

 夜のバーベキューと飯盒での炊飯もバッチリでたいへんおいしい夕食を食べることができました。

 次の日は少し追加料金を払ってそのままデイキャンプを行い、カレーを作りましたが、これも大成功でした。

 でも、やっぱりGW同様、雨に降られてしまいました。
GWのことがあったので雨よけのタープを買って持って行ったのですが、これがまた大活躍でした。

 わずか、1日半の滞在でしたが、とても満喫できた休日でした。

Posted at 00時10分

2009年08月07日(金)

獣医師不在のお知らせ [お知らせ]

 8/15(土)
 8/16(日)  獣医師萩原不在です

病院の3連休後の2日間、院長1名での診察になります。
 休み明けのため混雑が予想されます。大変ご迷惑をおかけいたしますが、お時間に余裕を持ってご来院いただくようお願いいたします。


9/5(土)午後の診察
9/6(日)         院長不在

学会のため院長が不在となり、萩原1名での診察となります。
 院長診察ご希望の飼い主様は、9/5土曜日の午前中の診察時間にご来院をお願いいたします。

Posted at 08時26分

2009年08月01日(土)

ハムやん [院長日記]

 久しぶりにジャンガリアン・ハムスターの手術をしました。2年ほど前に死産のジャンガリアン・ハムスターの開腹手術以来でしょうか?
 実際、ハムスターの手術ってみなさん想像できますかね? 意外と手術対象になる病気は多いと思います。しかしながら、手術に至るまでのハードルが高いため、手術を施すまでいかないケースがほとんどです。
  そのハードルとは?
1.麻酔のモニター・点滴が使用できない!!
  通常、犬猫の手術では、麻酔のモニターを使用します。心電図、血圧、動脈血酸素飽和度(SpO2)、動脈血炭酸ガス分圧(EtCO2)、呼吸数、麻酔濃度を厳密にモニターしながら麻酔濃度を調節します。心拍数が下がったり、呼吸数が落ちたら麻酔深度を浅くします。心拍数が上昇したり、呼吸が浅くなり速くなったら(浅速呼吸)、麻酔深度を深くします。うちの病院では手術を執刀しない獣医師が麻酔モニターに回ります。しかーし、ハムやんはあまりにも小っさすぎて全てのモニターが使用不可能です。
つまり麻酔の管理は目視のみ、「」おーい息してるかー?呼吸リズムはええか?」「はいっ!!OKです。」「よーし、麻酔深度はこのままでええぞ。」こんな感じです。とても原始的ですね。
血圧に関しては、犬猫であれば「院長!!血圧が低下しました」「麻酔深度を下げて、点滴のスピードを今の1.2倍にアップしてくれ。」といったやり取りができます。ハムやんの血圧は神のみぞ知るといったところでしょう。
つまり、麻酔のモニターが全く使用できないため、当然麻酔のリスクは犬猫に比べてはるかに大きいです。いつの時代の手術ですかね。

2.血液検査ができない!!
 犬猫ウサギであれば、麻酔前に血液検査をして麻酔に対するリスクの評価ができますがハムやんはできません。「ええい、なるようになれ‼」実際こんな感じです。

3.寿命が1〜2年
 短命の動物にわざわざ痛い思いをさせるのかという問題が考えられます。

4.費用の問題
 嫌らしい話ですが、ハムやん1匹飼うのに1000円かかりません。しかし手術となると獣医師側としては麻酔や縫合糸など原価は犬猫同様にかかります。すなわちハムやんの手術といえど数万円はかかってしまいます。

以上のことを時間をかけて説明させていただくとほとんど手術はやられません。
 しかし、今日の飼い主様は違いました。今日テストがどうこう話をしておられたのでおそらく高校生ぐらいと思われました。数日前に来院されたときに1から4のお話をしてじっくり検討していただくこととしました。その結果「話はよーく理解した。こちらとしては手をこまねいてなにもせずに病気が悪化するのは我慢できない。リスクは十分理解した。手術をやってくれ。」いうことでした。お母様も特に口をはさむことなく「そっち(獣医師)の言ってることは良くわかった。子供の意見を尊重する。手術を頼む」ということでした。ここまで飼い主様が本気ならこちらも全力を尽くし、最大の注意を払い手術をしました。

 幸い、麻酔中も呼吸は安定し、覚醒も良好で無事お返しすることができました。このまま問題なく抜糸まで行けることを祈っています。

 今日わかったこと。まだ私は老眼ではありません。ハムやんの細かい血管などよーく見えました。

 私の老眼などどうでもよいことは置いておいて、今日の飼い主様はこちらが尊敬してしまうようなしっかりした方たちでした。ほんとにうちのクライアントの皆様はしっかりした方が多いと思います。
 しっかり勉強して皆様の期待に答えられる様な獣医師にならなくてはと思います。

Posted at 00時14分

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