みずこし動物病院

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2010年05月24日(月)

負けちゃった・・・・・・ [院長日記]

昨日、夕方から家族5人でナゴヤドームへ中日VS楽天の試合を見に行ってきました。

ちなみに昨シーズンは3回ナゴヤドームへ行きましたが、勝率は2勝1敗でした。

昨日もドラゴンズの勝利を疑わず、試合前に前祝いと称してビールを1杯飲みました。
試合が始まると先発の山内投手が1回の表の楽天の攻撃を無得点でしのいだため、「これは、さい先がいいや」と2杯目のビールを飲みました。

ところが良かったのはここまででした。楽天の先発投手は田中のマー君。球界屈指の右腕です。
何度か、中日にも得点するチャンスがあったのですが、ことごとく残塁に終わり、点数が入りません。

それどころか、山崎選手の2本のホームラン、鉄平選手のホームラン、中村紀選手の2ベースなど、元ドラゴンズの選手が大活躍でした。 最後はこれまたドラゴンズにいた小山投手に抑えられ8-2の大差で我がドラゴンズは負けてしまいました。

ブランコ選手のホームランあたりで、景気付けにもう1杯ビールを追加したのですが、何の役にも立ちませんでした。

でも山崎選手を筆頭とする元ドラゴンズ選手の活躍が見れたためヨシとしましょう(負け惜しみ)。

Posted at 23時45分

2010年05月14日(金)

ひとりごと [院長日記]

 同じ仕事を長年続けていくためには「マイペース」ってとても大事なことだと思う。

しかし、たまには自分を鼓舞して限界近くまで「頑張る」ことも大事だと思う。

あまりにもマイペースでゆったりやってると世の中の進歩に取り残されてしまうからね。

Posted at 00時58分

2010年05月11日(火)

狂犬病予防注射を考えるパート3 [病気に関するお話]

今回は狂犬病予防注射も含めてワクチン全般の問題点です。

ワクチン接種は、体内に病原体を注入することによって体に抵抗力(抗体)をつける仕組みです。

もちろん、ワクチンに用いる病原体(ウイルス)は、病気を引き起こすものと同一ではありません。
もともとの病原体(ウイルス)を生きた細胞で何代も培養して、病原性が極めて弱いか、病原性が無くなったものをワクチンとして用います。これを生ワクチンと呼びます。それに対して病原体(ウイルス)を殺して(不活化といいます)、病原体(ウイルス)の構造の一部をワクチンとして使用するものを不活化ワクチンと呼びます。

一般論ですが、生ワクチンはウイルスが生きていますので、ワクチン効果が大変高く、抗体の上昇も良好であると言われています。ただし、ごくごく稀なケースですが、ワクチンウイルスが病原復帰性を持ってしまうケースがあるようです。もちろんワクチンメーカーはワクチンに使用する継代培養したワクチンウイルスが病原復帰性が無いことを確認しているにも関わらずです。

それに対して不活化ワクチンはウイルスは死んでいるので病原復帰性はあり得ませんのでかなり安全と考えられます。しかし、その反面、抵抗力をつける効果はいまいちと言われています。そのジレンマを解消するために「アジュバント」と呼ばれる免疫系の刺激を高めるものが添加されています。不活化ワクチンの場合はこのアジュバントが問題となるようです。ちなみに狂犬病ワクチンは不活化ワクチンです。


残念ながら狂犬病ワクチンも伝染病の混合ワクチンでも毎年、ごく僅かながらワクチンが原因と考えられる事故が起こっています。

重症例ではアナフィラキシーショックによる死亡、軽症例では嘔吐、顔面の腫脹などです。

 幸い私は狂犬病ワクチン・伝染病ワクチンを含めてアナフィラキシーおよび死亡には遭遇しておりません。しかし、顔面が腫れあがってしまうのは毎年何回か経験します。

大事なことは、ワンちゃんの体調と相談しながらワクチン接種をすることが重要です。

1.体調に不安がある時はけっして強引にワクチンをうたない
2.ワクチンをうつ場合は可能な限り午前中早い時間に(9:00〜10:30)に接種する。
3.飼い主さんが1日ワンちゃんの様子を見ることができる日に注射する。

 ワクチンがきっかけで体調を崩すことは絶対に無いとは言えません。体にない異物を体内に注入するわけですから、過敏反応が起こっても不思議ではありません。

 人間の場合でもワクチン接種と副反応の問題は必ずいつも出てきます。副反応に過敏になって予防接種を中止すると、そのあとワクチンを中止した世代で特定の感染症にかかりやすくなったり、いろいろワクチンを接種していないことによる問題を生じます。


しかし、ワクチン接種後に具合が悪くなるのは非常にまれなケースです。
伝染病に感染してから慌てても遅いのです。ワクチン接種そのもののリスクよりも、ワクチンを接種していなくて伝染病にかかってしまうリスクのほうがはるかに高いと思われます。狂犬病に関しては何度も言うように、清浄国を維持すること重要なのです。


かかりつけの獣医師と十分相談しながら、より安全なワクチン接種をしていきましょう。


Posted at 18時56分

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