みずこし動物病院

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2007年09月26日(水)

ひさびさの・・・・ [院長日記]

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ひさしぶりに、シーバス船の予約を入れて名古屋港へ行ってきました。
金城埠頭(ポートメッセ名古屋のあるところ)の壁つたいをルアーで攻めて行ったらなかなか良いサイズが釣れました。
一番でっかいのは63cmありました。こんな近場で60cmオーバーがでるからたまりません。
ひさびさに良い釣りができました。

Posted at 20時24分

2007年09月23日(日)

ワクチンってなあに?パート2(好ましくないこと) [病気に関するお話]

前回は伝染病ワクチンの有効な点をお話しました。
今回はあまりよろしくないお話です。

前回と繰り返しになりますが、ワクチン接種は伝染病を予防する上で、大変有効です。
 私は、一獣医師として定期的なワクチン接種は、是非すべきであり、動物を飼育する以上、予防できる病気はあらかじめ予防しておくことは飼主様の責任と考えております。

ところが、ワクチン接種をすることでワンちゃん、猫ちゃんに好ましくない副反応が出てしまうケースがあります。
私がこれまで経験したケースです。
ワンちゃんの場合
1.接種後30分〜9時間後に瞼や口が腫れて痒がる(人間の蕁麻疹みたいなもの)
2.接種後30分〜9時間後に嘔吐や水様性下痢など消化器症状を発症する
3.接種部位の腫脹・痛み
猫ちゃんの場合
接種翌日に40℃以上の高熱が出てぐったり
私が獣医師生活11年で遭遇したこれらのケースはいずれも、抗アレルギーの治療や点滴治療で速やかに回復しています。

しかし、日本獣医師会雑誌の動物薬副作用報告などでは、ワクチン接種後、不幸なことにアナフィラキシーショックを発症して死亡してしまう重症例も報告されてます。

これらの犬用ワクチンの副反応の一番の原因として考えられるのが、BSA(牛アルブミン)です。ワクチンを製造する時に、細胞培養法といって試験管内でワクチンの元となるウイルスを細胞とともに増殖させます。そのときの細胞の栄養源が牛の血清です。BSAは牛の血清の主成分です。

ワクチン製剤として精製する際にどうしてもこのBSAが混入します。
ある資料によると(第4回日本内科学アカデミー抄録P298-299)、犬用ワクチンに含まれるBSA量はWHOが人間のワクチンに勧告しているBSA量の最高基準値(50ng/dose)の1000〜70000倍!!にも達するそうです。
つまり、ワクチンの副反応は動物の特異体質、牛のたんぱく質に対するアレルギー反応と考えられています。
もちろん、この説だけでは説明できないケースもあります。
 去年あたりから日本小動物獣医師会では副作用の発生頻度を調査しワクチンメーカに対してより安全なワクチンを開発をするよう要請しています。

私が経験した猫ちゃんの副反応は全て不活化ワクチンを使用したケースでした。不活化ワクチンにはアジュバントと呼ばれる免疫反応を高める物質が添加されています。これに猫ちゃんが反応して発熱したと思われます。

うちの病院ではワンちゃんで年間5〜6匹程度、ワクチンの副反応が出ます。一番、副反応が多い犬種はミニチュア・ダックスです。ワクチンメーカによる差はありません。ただし飼育頭数から計算した副反応発生率ではパグがもっとも出やすいそうです。私はパグで副反応を経験したことはありません。M.ダックス5匹に対してポメラニアン、パピヨン、チワワなどが交代で混じってくるような感じです。

ワクチンの事故や副反応を最小限に抑えるため、うちの病院がはじめてもしくは2,3回目のワクチン接種を希望される飼主様にお願いしているのが
1.午前中早い時間(遅くとも10:30まで)に来院していただく
2.ワクチン接種後30分程度病院で待機していただく
3.ご自宅で動物の様子を観察していただき、何らかの異常があれば電話していただき、必要であれば直ちに再来院していただく
ことです。

ワクチン接種をその日できるだけ避けたほうがよいケース、あるいはうちの病院がその日のワクチン接種をお断りするケースは
1.診察時間終了直前の飛び込み接種希望
2.飼主様が都合がありワクチン接種後、動物の様子が見れない
3.動物の体調が今日に限っていつもと違う
などです。

うちの病院は、ワクチン接種のとき、いろいろうるさいと飼主様からお叱りを受けることがあります。しかし、可能な限り安全に予防接種を行なうため重要なことと考えておりますのでどうか、ご理解をお願いいたします。

以上のような副反応が出るケースは、ワクチン接種頭数から考えると非常に少数です。ワクチン副反応が出てしまうよりも、お散歩中などで伝染病をひろってしまう危険性のほうがはるかに高いです。
 人間でもワクチンの副反応を嫌うあまり予防接種を中止していた世代が、ある種の病気に対して(はしかでしたっけ?)、非常に感染しやすくなって社会問題化したことは記憶に新しいことですよね。
予防接種の副反応を必要以上に怖がることは決してありません。副反応の可能性、「ひょっとしたらうちの子も出てしまうかも」くらい考えていただいて、万が一上記のような副反応が出てしまったらすぐ対応することが肝心です。

ただし、毎年定期的に予防接種をしても何も問題が出ない子は体調さえ良ければいつでも接種OKです。


Posted at 08時36分

2007年09月21日(金)

あんた誰? [院長日記]

画像(135x180)・拡大画像(240x320)

この人は誰でしょう?3択です
1.捕らえられた宇宙人
2.エイの干物
3.怒られて吊るし上げられたうちの息子

ヒント:日本海のさかな街で撮影しました

Posted at 15時45分

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